イタリア、アドリア海に面した小さな町からの風便り。


by bollicine356

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ウーノ、 ドゥーエ、 トゥレ、 ヴィアーー!!!!!!!!!!

この掛け声とともに、子供達が小学校の門から飛び出してくる。
ここアドリア海の学校はおとといでおしまい、9月半ばまでながーい、ながーい夏休みとなる。
毎年いつから学校が始まるのか誰も知らないところがイタリアらしい。
9月になると、町や海で見かけた同級生の親達と情報交換。
今年は(毎年始業日が違う)いついつらしいよ。。。。。となる。
みんな口々に違う日にちを言ってたのが9月10日過ぎた辺りから統一されて、ああそうかとなる。

先週の木曜日は娘TOBIAの8回目の誕生日だった。
昨年までは毎年うちでやっていたが、もうどうにも身動きが取れないほど来てくれる人が増えて今年はついに月末に海でやることに。
この日はたまたまクラスの友達2人が遊びに来ていたので、彼らと我が家3人計5人で夕食を共に。
プロセッコを開けて、ズッキーニとアスパラガス(近くの松林からとれる細くて小さい物)のクレスペッレとプロシュット・コット、 ミックスグリーンサラダ。 ケーキはイマが旬のさくらんぼをシロップ煮にしてゼラチンを加えたものを使い、TORTA DELLA SELVA NERAといドロミテ地方のケーキにしました。 カカオと刻んだアーモンドを混ぜたベースもおいしくて、生クリームをたっぷりのせて子供達にも大好評!
いつも写真を取り損なってしまうので、ケーキは切ったもの、クレスペッレはおなかを減らしたみんなのおなかにすぐに納まってしまい、アップできず。

あさってからコルシカ島にバカンス。

また帰ってきたらいろいろ書きたいことがたまっているだろうな。
今回の旅のお供は田口ランディさんの3部作とSIMONE CRISTICCHIの" CENTRO DI IGIENE MENTALE"。
ランディさん大好き。ご本人には迷惑だろうが勝手にアニマ・ジェメッリと呼ばせてもらっている。興味の対象、方向がそっくりで。彼女のさばけた感じと傷つきやすさのバランス、大胆で繊細なとこがいい。 実は「コンセント」はイタリア語に翻訳されてこちらでも手に入るようになった。でもやっぱり日本のものは日本語で読みたいよ。
クリスティッキは今年のサンレモで大賞を受賞したシンガーソングライターだけど、ちょっと面白い(ヘンな?)人で彼の本が出てすぐ買ったのだけど、まだ読まずにいた物。

この数週間心身ともにハードだったので、しっかり充電してくるつもり。


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by bollicine356 | 2007-06-10 16:29

海の縄張り、海の掟

先週末はシチリア人のカップルがうちに遊びに来てくれた。
彼女のお家はラグーザ近郊のコミソというところにあって、パキーノ・トマト(チェリー・トマト)の大農園をやっている。結婚相手の転勤で今、トレヴィーゾというヴェネト州の美しい町に住んでいるのだが、彼女と海の話になった。
彼らはイェーゾレというヴェネツィア近くのビーチに行くそうなのだが、どうも納得できないことがあると言う。シチリアでは行きたいビーチに行って、ぱぁーっとビーチタオルを広げて好きなだけそこで時間を過ごしていたのに、こちらではパラソルとビーチベッドを借りなければならないこと、みんないつも同じビーチの同じ場所に行くこと。
そうなのだ、私も長いことここに住んで頭がアドリア海ボケしていた。
最初はへんだよなー、と思っていたのが当たり前になってしまっていた。
この辺では、みんないつも行くビーチ、海の家(バーニョという)が決まっていて、おまけにパラソルとベッドもまったく同じ場所で、人によっては6-9月ワンシーズン貸し切りにしている。
なかにはマイ・パラソルを持ってきて浜辺に寝っころがってる人もいるが、バーニョとバーニョの間の狭い場所なので窮屈そうだ。通り道でもあるので始終人が周りを行ったりきたりしている。
これって、フツーじゃないよなあ。
だいたい海&浜辺が誰かのものだというエゴイズムに基ずいたシステムだろう。
来年はシチリアの自由な海を一緒に満喫するということで彼らと別れた。

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のんびり・アドリアティコ

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ワイルド・シチリア
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by bollicine356 | 2007-06-06 17:09

わが町再発見!

前回の更新から随分時間がたってしまった。
ミラノに泊りがけで友人に会いに行ったり、怒涛のようなパーティーの嵐!(なぜ揃いも揃って娘の友達はこの時期に生まれてるんだ!?)
そしてオラガ町の案内を書いてくれという依頼が舞い込んだ。
だいたい、のめりこみやすいたちで(でも飽きっぽい)毎日何を書いたらいいかで頭の中がいっぱい。
東京人(こんな名前の雑誌が昔あったなぁ~。今もあるんだろうか)もそうだが、わが地元の友人達も私がいろいろ質問してもなぁ~んにも知らないのだった。
こりゃいかん、と役所関係やら、レストランやら実際に足を運んで取材。
この町は実はとっても面白い町だ。
千年、2千年前の歴史があちこちに息付いている。
いろんな資料を読むと、大昔に世界史の授業で習った名前がごろごろ出てくる。
つい500何年か前に発見されたどこかの国とはわけが違う。
それにしても、ここの住民が祖先の素晴らしい遺産を見ていないのは残念だ。
半分子孫のうちの娘には絶対見せるもんね。

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by bollicine356 | 2007-06-05 02:16