イタリア、アドリア海に面した小さな町からの風便り。


by bollicine356

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おととい、さむ~い雨の日にリッチョーネに用事があって行ってきました。

リッチョーネはイタリア人なら誰でも知っているアドリア海リゾート地。
リミニよりずっと小さいけど、おしゃれでかわいい町。

こんな天気の日に私以外に誰が行くよ~、なんて半ば悪態をつきながら行ったら予想以上の人出!
ほとんどがイギリス人、ゲルマン系観光客。
かなりの雨なのにみんな傘なんかさしてないからすぐわかる。
この人たちに比べると軟弱なイタリア人はこの位の雨になるとみんな傘さして歩いてる。

あれ、あのビジネスマンたち傘さしてないや。
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ん?なんかへんだぞ???

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あはは、銅像だ~。

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これは地下道を上がったところに後ろ向きで置いてあったので、わぁ~、でかい犬が立ちふさがってるな~~、と最初思いました。

すごいんです、このブロンズ像たちリアルで。
こんな像が町中に風景に溶け込みつつ展示されてました。

一件のお店にこのパンフが置いてあったのでもらってきました。

作者はJ.SEWARD JOHNSONというアメリカ人。

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この左のビジネスマンは9月11日のNYのテロ後に廃墟になったツインタワービルのそばでなお働くビジネスマンというタイトルです。

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怖いくらいリアルでしょう?

雨のリッチョーネにも収穫がありました。
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by bollicine356 | 2008-03-30 08:34 | ちょいとお出かけ

Candyの一夜の冒険

この復活祭休暇中、我が家の子猫キャンディーにも大きな出来事が起こりました。

雨がしとしと降る夜の7時、いつものように
 
「お外にでたいよぉ、ミャーオ!」

この晩はやけに激しくミャーオ!

30分以上たっても諦めずにミャーオ!

そんなに言うなら、とTOBIAが止めるのも聞かず中庭に通じる扉を開けるとピューーっと勢いよく飛び出していきました。
どうせ怖がりのCandyのことだからすぐ戻ってくるよ、とTOBIAに言ったものの一向に戻る気配なし。
9時半も過ぎてそろそろ寝仕度したい私は仕方なく傘をさして小さなトーチを手に庭へ。

「キャーキー!(キャンディーの愛称です)」

「ディリン、ディリン。」

おお、よかった、鈴を付けておいて。
Candyはラベンダーの植え込みの中にじっと隠れていました。

「さあ、おいで~♪」

「ビア~(GO)!」と言ったかどうかはわかりませんが、Candyは一目散に奥の大木の生い茂る植え込みに逃げてしまいました。
もう、ここは人間様には入る余地がない。
おまけに雨でぬかるんでるし、暗闇でまったく見えない。

その後も数回探したものの鈴の音がときどきするだけで姿はまったく見えず。

完敗。。。。

私もマリート氏もどろどろの靴とびしょびしょの上着をバスルームにしまい込んで、ベッドへ。
外扉は開けたままでガラス扉で外が見えるようにして寝ました。
私は熟睡でしたが、彼はちょっとした物音にもCandyじゃないかと目が覚めて眠れなかったそうです。

さて翌朝。

「キャーキー!」

「ディリン、ディリン。」

あ、またあのラベンダーの植え込みの中だな。

そっと近ずくと目が合ってしまった。

「キャンディ~、あも~れ~。」

ヒュン、っとまたもや奥の大木の茂みへ。

あーあ、まあいいか、無事を確認したし。

と、家の中へ入ってドアを閉めようとすると、

「ディリ、ディリ、ディリーーーン。」

Candyが家にすべりこんできました。

みんなで大笑い。

それにしてもながーい夜でした。

と、長い話を読んでくださってありがとう。

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お外って面白いなあ。
360度回転する首を持つCandy?
好奇心一杯。
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by bollicine356 | 2008-03-28 01:27 | candy

PASQUA休暇とCIPI’

今朝起きて朝食の準備をしていると、

「うわぁ~ん、マンマー~。」

ぷっ、まただよ。

娘が目に一杯涙をためてキッチンにやって来る。

「どうした?宿題まだあった?」

「ひっく、ひっく、うん。」

6日間のPASQUA(復活祭)の休暇も昨日で終わり、今日から学校。
週に一回は宿題のやり忘れを朝登校前に思い出してべそをかく娘。

今回は休みが長かった分宿題もたくさんあって、手帳の宿題一覧に書き忘れた地理の宿題をしていなかったことに気付いた模様。

毎朝見ているPIGGY(アイルランドのかわいい子豚のアニメ)も見ずに一気にこなす。
集中すると早いなあ。

今年のPASQUAはホントにイタリア中が悪天候でおまけに寒かった。
久しぶりに家で娘と過ごすことが多くて、いろんな話をした。
話をした、というよりナゼナゼ・トビアと化して、いろんな質問を次々に浴びせられた。

「春のスケッチをすること」という宿題で絵を描いているときに、ふとCIPI’という本のことを思い出しひもとく。
CIPI’というやんちゃな小鳥が様々な体験をしつつ成長し、子供をもうけて土に帰るまでの物語。子供には少々残酷かなとも思える箇所もある。でもそれが自然の掟というか、フツウなことなんだと娘は納得しているらしい。
とても素敵なお話で、彼女はほおっとため息をつきながら、「どうしたらこんな素敵なお話がかけるんだろう?ねえ、マンマ、どうしてだと思う?」

「う~ん、きっとね、この本を書いたMARIO LODIさんは子供のとき(外で)たくさん、たくさん遊んだんだよ。」

「あっ、それなら私と一緒だ!」
ぱっとTOBIAの顔が輝く。

「あと、きっと他の人のお話もたくさん読んだんじゃないかな。いくらいいストーリーを思いついてもみんなにわかってもらえるように文章かけないとね。」

「うん、うん。」
納得した模様。

他のたくさんの質問にはうまく答えられなかったけれど(どうして雷が鳴るのかとか)、この答えはまあまあかな、と満足気な母です。

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by bollicine356 | 2008-03-26 21:52 | メリメロ(雑感その他)

もめてるなぁ

このところ毎日トップで伝えられているのが、アリタリア航空の買収問題。

エールフランスグループに買収されることで落ち着きそうだったのが、前首相のベルルスコーニの大反対でもめにもめている。
エアワン、はたまたルフトハンザの名前まで再浮上している。

4月半ばに総選挙が控えているから、各候補ともいろいろ策略をめぐらしているんだろうけど。

2週間くらい前にベルルスコーニが演説をした際、ある女性が「仕事のコントラクトが厳しく不安定で将来の生活設計が立たないんだけれどどう思われますか?」と聞いたら、「ボクの息子と結婚したらいいさ、ははは。」とあの営業用スマイルで答えた人です。

女は金持ちを見つけて結婚すればいい生活がおくれるってこと??

イマドキこんな事を公の場で平気で発言する人が政治家だからねえ、この国は。

大金が動くところにはマフィアが絡んでいるのがこの国の定石だから、水面下でいろいろ操られているのでしょう。
アリタリアも良いにつけ悪いにつけとてもイタリア的な会社。

ベルトロー二を中心とした左派はエールフランスが買収することに賛成している。

半民半官のアリタリアは長いこと国のお荷物になっていたから、さっさとかたずいてもらった方がいいに決まっている。

どっぷりとイタリア的な怠慢さに浸ってきたアリタリアも少しは変わるのではないか。

行方を見守りたい。
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by bollicine356 | 2008-03-23 00:35 | メリメロ(雑感その他)

ラディーノ

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これ、おなじみの「星の王子様」。
何語だと思いますか?

山の続きです。。。。。

これラディーノという言葉なんです。
このVAL GARDENA一帯を中心とする南チロル地方の言語です。
方言というにはあまりにもイタリア語とはかけ離れ、かといってドイツ語とも違う。

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最初のページを開くと、イタリア語らしき単語もあるけれど????
こうやって文字にしたものを見るとなんとなくわかる言葉もありますが、実際に話しているのを
聞くと????????????????????????????????????

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この御者のおじさんの言うこと、値段交渉の際の数字しか理解できなかった。。。(笑)

ちなみにこっちはイタリア語版「星の王子様」。

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こんなにたくさんの言語に翻訳されている本も珍しい。
何しろラディーノまであるんだから。

それにしても、日本語の翻訳タイトルの「星の王子様」って素晴らしい訳だと思う。
どの言語も英語で言う「リトル・プリンス」となっているのではないでしょうか。
「星の」が付いたことで内容ががロマンティックでエキセントリックなものを想像させてくれると思いませんか?
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by bollicine356 | 2008-03-21 06:02 | 絵本

スキー!

スキーに行ってました。
3度目のORTISEI(VAL GARDENAードロミテ山塊)です。
BOLZANOから北へ30分くらい。

山より絶対海!
海派を自称する私ですが、ここは大好き。
冬山ってきれいだなあ、って本当に思える場所。

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今回は4家族、総勢16人。
定宿のホテルには入りきらず一家族は近所の別ホテルへ。

大勢で滑るのは楽しいものです。

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ORTISEIのいいところは景観だけでなく食べ物がどこへ行ってもおいしい事!これって大事♪
ゲレンデの食事がこんなにおいしい所も珍しい。
ザワークラウトやポテト付きソーセージ、ブルーベリージャムが入ったフリテッレ(厚目のクレープという感じ、甘いけれどデザートではなくセコンドとして食します)、ストゥルーデル(これはデザートです、通常のりんごではなくリコッタチーズのストゥルーデルというのがあってメチャクチャおいしかった!)などなど、チロリアンメニューが並びます。

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1週間のスキー旅を終えてウチに帰ってくる途中、行きにはまだ咲いてなかった花がたくさん咲いていることに気付きました。
毎年この時期に行くと冬の終わりと春の始まりの境を感じます。

そしてだんだん山もいいよなあ、と思い始めている自分がいます。
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by bollicine356 | 2008-03-20 02:17 | よっこらお出かけ
久々の食べ物アップです。

クレスペッレ=クレープです。

これを作ったらあとは好きな具を巻き巻きしてオーブンに。

今日は、舅のジージが畑で作ったラディッキオが山のようにあったのでコレとベルガモ近郊のTALEGGIO渓谷産のチーズをのせて。

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巻き巻きして、オーブンに入れるだけ。

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チーズが溶けさえすればいいので5-10分くらいでOK。

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タレッジョは少々臭いチーズ(スモークされたような味がします)なので、淡白な野菜と相性がいい。
熱を入れて溶けると味がさらに強くなるので他の調味料などはいらない。
これからの季節はアスパラガスなんかもいいな。
日本にもタレッジョ入っているのかな?

私は溶ろけたチーズが大好き!
グリュエールとズッキーニとか、フォンティーナとポークとか。
フィノッキオにバターと削ったパルミジャーノをかけてオーブンに入れたもの。溶けたチーズが固まってカリカリになり香ばしいこと、たまりません!
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by bollicine356 | 2008-03-08 06:01 | うちゴハン
食べ物関係のHPを波乗りしていたらこんなHPにたどり着きました。

http://www.h2.dion.ne.jp/~sakura04/

まだ開花には早いけれど、そろそろお花見の話がニュース(JSTVというサテライトでNHKのニュースだけ見れます。契約しなくてもニュースだけは見れるんで。。)でもやっていました。

このアトリエさくらという工房をやっているのは実は古い友人。
こんなところから彼女の近況がわかるなんて、ほんとにネットってすごい。

もともととても美しい人でしたが、写真を見ると年を経てますますキレイになっている!

彼女の主催するフラワー・コーディネートに一度お邪魔しましたがとても和やかなムードで楽しい思い出です。
彼女はサクラの大家になっているようで、この工房を中心にいろいろなサクラとの楽しみ方を提案しています。本も出版しているらしい。
私がいいな、と思ったのは毛糸。
サクラの花や葉の液で染めた毛糸。
色がとても微妙でやさしい。
もしかしたらはかとなくサクラの香りもするのかな?
桜餅を包んだ葉っぱの香りを思い出してしまいました。
こんな毛糸で娘の靴下編みたかったな、赤ちゃんのとき。
8歳、22cmの足には似合いません。
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by bollicine356 | 2008-03-07 01:38 | メリメロ(雑感その他)

LEVANTE!

昨日はすごい風が吹きまくり、今日は春を飛び越えて一気に初夏?と思うほど暖かかった。

TV(RAI)のお天気官(イタリアの天気予報官は軍に属しているので制服着てます)は強い東風が吹きますと言っていたがその通りでした。
東風、LEVANTEですね?
ちなみに日本のことはSOL LEVANTEとも言います。
日出ずる国、です。

今年になって田口ランディさんのブログが復活してうれしいです。
日本のイマ、が見えるような気がします。
もうすぐイタリアに来るそうなんですが、彼女を招聘した市とはどこなんでしょう?
えらい!先見の明があります。

それにしても、昨今のイタリアの日本ブームは一体なんざんしょ。
若いミュージシャンや俳優たちがこぞって日本へ行っている。
渋谷、109、これって日本のキイ・ワードみたくなってます。
不思議の国日本、不思議の国イタリア。
まったく違うようでいて、実は共通点も多いような気がします。
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by bollicine356 | 2008-03-03 01:31 | メリメロ(雑感その他)